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大腿四頭筋の筋トレはかえって膝の痛みをつくる?

太ももを鍛えるとはどういうことか?

膝の痛みで困っている時に医療機関でお医者さんからよく言われる言葉だと思いますが、特に変形性膝関節症の診断を受けている方

「太ももを鍛えなさい」言われていませんか?

主に太ももの前にある大腿四頭筋の筋力増強を進めるこの言葉・・・実は大変ナンセンスな言葉だと個人的に考えています。

14年の医療機関での勤務経験からしても、変形があり、膝の痛みが強い方で大腿四頭筋の筋力の低下がはっきり認められる方はほとんどいませんでした。

膝関節の機能を無視しないことが大切

むしろ、何も考えずに頑張りすぎると痛みが強くなる事もあります。

実際に変形性膝関節症の患者さんのほとんどが膝を強く使いすぎてしまっていました。

これは膝本来の機能が発揮できていない関節自体の問題や可動性、間違った力の入れ方によるものと考えられます。

膝の機能を無視してトレーニングをしても膝の状態は良くなりません。

太ももの筋肉は前も後ろもバランスよく使いましょう

一般的に膝を強く使うと表現されるのは「太ももの前側を使いすぎる」ということになります。

これには様々な原因が考えられますが、膝と足の向きに大きなずれがあって力がもともと入りづらい、背骨や骨盤の状態に偏りがあり、太ももの裏にうまく力が入らないなどが考えられます。

このような方たちが足ににおもりなどをつけて膝を伸ばすような運動を行うと痛みが良くなるどころか、かえって強くなる事があります。

筋力が問題ではなく、膝の関節の状態や筋肉のバランスの問題で膝が痛いからなのです。

バランスよく使うためには太ももの裏にも適度に力が入らないといけません。

わからなければ専門家に相談しましょう

変形性膝関節症の方はこちらもチェック

まとめ

変形性膝関節症の方ではほとんどが足におもりを付けて膝を伸ばす運動は基本的にNGとなります。

多くの方は太ももの前側を強く使っていることと、関節の機能に問題が起きているからで筋力不足自体は痛みの状態にあまり関係がありません。

まずは膝の周囲の関節や筋肉の状態をできる限り正常に働くようにしてあげることが大切です。

関節や筋肉の状態が整った状態であれば、適切に負荷をかけていくトレーニングを行う必要があります。ただ闇雲に筋トレをしないようには気をつけてください。

実際には変形の強い場合でも痛みが殆ど無い方もおられますし、逆に変形は殆ど無いのに痛む方もおられます。

膝の周囲を鍛える場合は専門家に相談しながらよく注意して行いましょう。