「もう一度、楽に歩ける膝を目指して」
「立ち上がると膝がつらい」「少し歩いただけで膝が腫れてくる」── そんなお悩みのせいで、外出や家事・お仕事など、思うように過ごせないと感じていませんか。
病院でのリハビリが十分に受けられなかった方や、 今のケアだけでは変化がはっきりわからず不安を感じている方のご相談も増えています。
体重を落とすことや、膝まわりだけの筋トレを頑張ること以上に、
「姿勢」や「ふだんの体の使い方」を見直していくことがとても大切です。
膝にばかり負担が集中しない動かし方が身についてくると、
歩きや立ち上がりが以前よりも楽になったと感じる方もいらっしゃいます。
膝のつらさと向き合うための3つの柱
フィジカルプラスでは、膝への負担をできるだけ抑えながら、 「今より動きやすいからだ」を目指すために、次の3つの柱を大切にサポートしています。
① 姿勢・動作のリセット
膝のつらさは、膝関節そのものだけでなく、 立ち方・歩き方・重心の位置など、からだ全体の使い方と関わっていることが多くあります。
フィジカルプラスでは、姿勢や動作を丁寧に確認し、 膝に負担が集中しやすくなっている動きのクセを一緒に見つけていきます。
- 歩くときに片脚側にばかり重心が寄っている
- 姿勢のくずれにより、膝がまっすぐ伸ばしにくくなっている
こうした動作パターンを少しずつ整えていくことで、 膝だけにかかっていた負担を分散し、動きやすさを目指していきます。
② 関節まわりの機能を整える「再教育」
膝を支えているのは、筋肉・靭帯・神経の連携です。 このバランスが乱れると関節が安定しにくくなり、負担を感じやすくなってしまいます。
フィジカルプラスでは、筋肉や関節の働きを整えるだけでなく、 「どの筋肉を、どのタイミングで使うのが良いか」 を意識しながら、 膝が支えやすく動かしやすい状態を目指してトレーニングしていきます。
- 太ももの前側だけに偏っていた負担を、お尻や股関節とも分担できるようにする
- 膝を支える小さな筋肉が働きやすくなるよう、神経の伝達をサポートする
こうした積み重ねにより、膝へのストレスを減らし、 軽やかな動きを目指していきます。
③ 脳と神経が覚えてしまった「つらさの記憶」をやわらげる
膝のつらさが長く続くと、からだが少しずつ整ってきていても、 脳や神経の中に「まだつらい」という感覚だけが残ってしまうことがあります。
施術・エクササイズ・動作の再学習を組み合わせながら、 「この動きなら大丈夫そう」「少し動いても平気だった」という経験を積み重ねていくことで、 脳と神経が安心しやすい状態へと導いていきます。
それにより、不快な感覚が少しずつやわらいでいき、 「動くのが怖い」という気持ちも落ち着いていくことが期待できます。
■ 4週間を目安に「からだの変化」を育てていくプラン
その場しのぎのもみほぐしだけではなく、 姿勢と動作の土台から整えていくことで、膝への負担のかかり方を少しずつ変えていきます。
ひとつの目安としては、
週1回 × 計5回(約4週間) をかけて、無理のないペースで膝まわりの機能を整えていきます。
※からだの変化を感じるペースには個人差があります。
また、変形性膝関節症と伝えられている方などは、 月1回程度のメンテナンスを続けることで、 「楽な状態を保ちやすい」と感じる方もおられます。
代表的なサポート事例
ここでは、フィジカルプラスで実際にサポートさせていただいた事例の一部を、
個人が特定されない範囲でご紹介します。
あくまで一例であり、すべての方に同じ変化が起こることをお約束するものではありませんが、
膝のつらさでお悩みの方の参考になれば幸いです。
症例①:変形性膝関節症と伝えられた70代女性(介護職)
◆ お困りのこと
- 介護の仕事で、立ち座りやしゃがむ動作がつらく、膝がだんだん曲げにくくなってきた。
- 階段の下りが不安で、手すりを使わないとスムーズに降りられない。
- 足全体が「棒のように重く感じる」とのことでした。
◆ フィジカルプラスで行ったサポート
- 立ち方・歩き方を確認し、膝のお皿に対してつま先が外側に向きやすいクセと、股関節まわりの可動性低下に着目。
- 大腿部と下腿のねじれが強く出ていたため、ねじれをやわらげるための股関節・下腿のエクササイズを指導。
- ご自宅では、骨盤まわりのストレッチと足指のトレーニングを継続してもらうようお伝えしました。
◆ 経過
約1ヶ月のあいだに合計3回サポート。
初回のあとから「以前よりしゃがみやすくなった」とお話しされ、
2回目の来店時には膝のつらさはほとんど気にならない程度に。
階段の下りもスムーズになり、日常生活は支障なく送れるようになったため、一旦終了としました。
症例②:片側の膝が伸びず、まっすぐ歩けない50代女性
◆ お困りのこと
- 知らないうちに左膝が伸びにくくなり、伸ばそうとすると膝まわりに痛みを感じる。
- 日常生活は何とかこなせるが、「歩き方がおかしいのでは」と不安になり来店。
◆ フィジカルプラスで行ったサポート
- 骨盤~股関節~膝~足部まで、歩行フォームを細かくチェック。
- 股関節の使い方に偏りがあり、着地の際に重心が片側に強く乗っていることを確認。
- 股関節と骨盤周囲の安定性を高めるエクササイズと、膝の伸びをサポートするストレッチを実施。
◆ 経過
はじめの1ヶ月は週1回のペースでサポート。
3回目の時点で膝の伸びにくさはほとんど気にならなくなり、膝まわりのつらさも落ち着いてきました。
その後は、「ときどき股関節周りに違和感が出る程度」とのことで、
現在は月1回のメンテナンスとして利用され、膝の状態は安定しています。
症例③:成長期の膝のつらさが気になる中学生サッカー選手
◆ お困りのこと
- 練習後に膝のお皿の下あたりが気になる。
- 病院では「成長期の膝の痛み」と言われたが、できるだけ練習を休みたくない。
- 練習量が増えると、終盤には思うように走れなくなることがある。
◆ フィジカルプラスで行ったサポート
- 走り方・キック動作・着地動作をチェックし、前ももの筋肉に頼りやすいクセを確認。
- ハムストリングス(太もも後面)や股関節をうまく使えるよう、動作指導とストレッチを実施。
- 股関節を主役にした走り方・着地・方向転換の練習を一緒に行う。
- 練習後に行うストレッチとセルフケアを、本人と保護者の方へも説明。
- つらさが強いときには、練習後のアイシングを取り入れてもらいました。
◆ 経過
週1回のサポートを3回、その後は月1回のペースで約3ヶ月フォロー。
練習後の膝のつらさはゼロにはならないものの、強さ・頻度ともに少しずつ減っていき、
練習を休まず続けられる状態をキープできるようになりました。
痛みが出やすいトレーニング内容を一緒に確認し、練習量を調整しながら、一旦区切りとしました。
【初回施術保証】
「自分に合うか不安…」という方へ。
フィジカルプラスでは、初回の内容にご満足いただけなければ料金は頂きません。
気になる方は、まず一度お試しください。
※勧誘・商品の販売などはありません。
変形性膝関節症について
もう少し詳しく知りたい方へ
このページでは、膝のつらさと向き合うための考え方や、フィジカルプラスで大切にしているサポートの柱をご紹介しました。
「変形性膝関節症と伝えられた」「レントゲンで変形があると言われて不安」 といった方のために、日常生活で気をつけたいポイントや、膝に負担をかけにくい動き方を、より詳しくまとめたページもご用意しています。
今のケアで「どのくらい変化しているか」を一度整理してみましょう
いろいろなケアやトレーニングを続けているのに膝のつらさがあまり変わらない場合、 その方法が、いまのあなたの体の状態に合っていない可能性もあります。
- ケア直後は少し楽になるが、時間がたつともとに戻ってしまう
- 体重を落としても、膝の負担があまり変わった実感がない
- 運動や筋トレを頑張っているのに、思っていたほど動きやすくならない
レントゲンで変形があっても、日常生活ではほとんど困らず過ごしている方もいれば、
変形の程度がそれほど強くなくても動きづらさを強く感じる方もいます。
つまり、膝のつらさは「変形の度合い=感じ方」ではないということです。
動きづらさが強くなると、関節を深く曲げられない、階段に不安がある、 杖が手放せない…など、日常の動作に影響が出てきます。 いまのケアで「どこが変わっていて、どこが変わっていないのか」を一度見直してみることが、次の一歩につながります。
「筋トレさえやれば良い」わけではありません
変形性膝関節症では筋力が大切なのは確かですが、
「膝のつらさ = 筋力不足だけが原因」ではありません。
実際には、変形が強くても意外としっかり筋力が保たれている方もいれば、
姿勢や動き方のクセが膝への負担を大きくしている方もおられます。
大事なのは「何が一番負担になっているのか」を整理し、 筋トレだけに頼るのではなく、姿勢・動き・生活パターンも含めて方向性を決めることです。 適した方法を選ぶことで、余計ながんばりを減らしながら、膝と上手につき合いやすくなります。
医療機関では「保存的な考え方」が基本になります
まず大切なのは、いま膝がどのような状態なのかをきちんと把握することです。 信頼できる医療機関での診察や検査は、そのための大事なステップになります。
膝の形や軟骨の状態に変化があったとしても、 姿勢や動き方、日常生活での負担のかかり方が変わるだけで、 日々の不安が和らぐケースも少なくありません。
一方で、半月板・靭帯の損傷などが疑われる場合や、膝が引っかかる・抜ける感じが強いときには、
無理を重ねると長引くことがあります。
そのようなときは、自己判断を避け、早めに整形外科などで相談されることをおすすめします。
プールに通えば楽になる?その前に知っておきたいポイント
プールでの運動は、全身のコンディションづくりや体重管理にはとても良い方法です。 水の浮力によって関節への負担が軽くなるため、動きやすさを感じる方も多くおられます。
一方で、水中では体が軽くなる分、
「膝を安定させるための筋力」そのものを鍛える目的としては不十分なこともあります。
自転車こぎやプール歩行で動きがスムーズになる方もいますが、
膝まわりの課題とは別に考えておいたほうがよい場合もあります。
プール自体が悪いわけではなく、
「何のためにその運動を行うのか」をはっきりさせて選ぶことが大切です。
医師の方針や体力レベルに合わせて、陸上でのトレーニングや日常の動き方と組み合わせていくと安心です。
膝の痛み・変形性膝関節症で「歩く・階段が不安」と感じている方へ
「歩きはじめに膝がこわばる」「階段や坂道がつらくて外出がおっくう」──
そんな状態が続くと、この先の生活も心配になってしまいますよね。
フィジカルプラス下関では、膝そのものだけでなく、股関節や足首、体幹も含めて姿勢や歩き方を一緒に確認しながら、
今の状態から無理なく続けやすいケアや、日常の動き方の工夫を整理していきます。
※医療機関での検査・診断・治療に代わるものではありません。
※からだの変化の出方や感じ方には個人差があります。
アクセス・営業時間
下関市フィジカルプラス
住所:山口県下関市長府土居の内町2-9
電話:083-249-5081
アクセス:サンデン「城下町長府」バス停 徒歩3分/駐車場あり
営業時間:月〜土 9:30〜19:00 / 日・祝 不定休
