姿勢と健康:下関フィジカルプラスが考える「良い姿勢」と「悪い姿勢」

この記事の執筆・監修:理学療法士 木村柄珠(フィジカルプラス下関)
姿勢・体幹トレーニング
この記事の執筆・監修:理学療法士 木村柄珠(フィジカルプラス下関)

万病のもとと言われる「姿勢」を整えて、不調の出にくいカラダへ

「最近、疲れが取れない…」「常に肩がガチガチ」「腰が重い」—そんなお悩みの背景には、実は日々の姿勢が関わっていることがあります。

下関フィジカルプラスでは、皆さまが健康で快適な毎日を過ごせるよう、 お一人おひとりの姿勢とカラダの使い方を丁寧に確認しながら、負担の少ない状態へ近づけていく整体を行っています。

姿勢は、あなたの毎日の生活習慣を映し出す鏡であり、心身のコンディションに深く関わっています。この記事では、崩れた姿勢が引き起こしやすい影響と、フィジカルプラスで目指す姿勢づくりの考え方、ご自宅で続けられるセルフケアのヒントをご紹介します。


1. その姿勢大丈夫?「悪い姿勢」が引き起こす影響とは

デスクワークやスマホ操作、家事などの積み重ねによって、「悪い姿勢」は少しずつ形づくられていきます。そして、この姿勢のクセが気づかないうちに、あなたの心と体に負担をかけていることがあります。

ストレートネックや猫背…「悪い姿勢」の正体とは?

ここで言う「悪い姿勢」とは、普段の動き方や生活パターンによって、体の一部に負担が偏ってしまっている状態を指します。

特に、頭が本来の位置より前に出てしまうと、それを支える首や肩の筋肉には大きな負担がかかります。頭は軽い方でも5キロ以上あると言われており、その重さを細い首や肩で支え続けることで、肩こりや首の張り・重さを感じやすくなります。

健康への影響は「コリや痛み」だけではありません

姿勢の崩れは、単なる見た目やコリ・一時的な痛みだけでなく、長い目で見たときの体調にも関わってきます。

  • 基礎代謝の低下と、体が重く感じやすくなる: 姿勢が崩れると、本来カラダを支えるために働いている筋肉が十分に使われず、基礎代謝が下がりやすくなります。その結果、血行が滞りやすくなり、冷えやむくみ、体が重く感じるといった状態につながることがあります。
  • 睡眠の質の低下: 体の一部に過度な負荷がかかり続けると、本来リラックスしていてほしい筋肉が常に緊張した状態になり、痛みや違和感として現れることがあります。その積み重ねが原因で、寝付きが悪い・寝たのに疲れが残るなど、睡眠の質が下がってしまう方も少なくありません。
  • 自律神経のバランスの乱れ: 猫背などで胸まわりや肋骨が硬くなると、呼吸が浅くなりやすくなります。呼吸が浅い状態が続くと、自律神経のバランスが乱れやすくなり、落ち着きにくさやソワソワ感などを感じる方もいます(※感じ方には個人差があります)。

2. 下関フィジカルプラスで目指す「ラクに保てる姿勢」とは

フィジカルプラスでは、まずあなたの姿勢や立ち方・座り方のクセを確認し、
「頭が前に出すぎていないか」「おしりが極端に引けていないか」などをチェックしながら、
できるだけ少ない負担で立っていられる“ラクな良い姿勢”を一緒に探していきます。

「ラクに保てる姿勢」で変わる心とカラダ

無理に胸を張るのではなく、自然に保てる姿勢で日常を過ごせるようになると、少しずつ生活の質(QOL)が整いやすくなっていきます。

  1. 身体の不調の「予防・軽減」を目指しやすくなる: 不要な筋緊張が和らぎ、呼吸がしやすくなることで、休んだときにカラダが回復しやすい状態を目指せます。姿勢が原因と考えられる日常的な肩まわりや腰まわりのつらさも、負担が分散しやすくなります。
  2. 代謝が働きやすいカラダづくり: 姿勢を保つための筋肉がしっかり使われるようになると、基礎代謝も働きやすくなります。
    その結果、体がポカポカしやすい・お通じのリズムが整いやすいと感じる方もいらっしゃいます(※効果の感じ方には個人差があります)。
  3. 外見的な印象アップ: ラクに保てる良い姿勢が身につくことで、立ち姿や歩き方がすっきりして見えやすくなります。少し運動の習慣を加えることで、お腹まわりが引き締まり、全体のシルエットが整ってきたと感じる方も少なくありません。

「姿勢のケア」と「セルフケア」で、無理なく続けられる健康習慣を

フィジカルプラスでは、その場のコリをほぐすだけでなく、運動連鎖(カラダが動くときのつながり方)を大切にしながら、足りない部分は補い、負担が集中しているところには負担がかかりすぎないように、個々の状態に合わせて姿勢づくりをサポートします。

整体による調整とあわせて簡単なエクササイズを取り入れることで、姿勢のバランスが整いやすくなり、日常の動きがスムーズに感じられることを目指します。

さらに、その効果を長く維持していただくために、ご自宅で続けられるセルフエクササイズもお伝えしています。

【ご自宅で取り組みやすい姿勢ケアの例】

  • 猫の姿勢・犬の姿勢: 床に四つばいになり、背中を丸める(猫)・反らす(犬)をゆっくり繰り返します。背骨や胸まわりを大きく動かすことで、固まりがちな背中まわりの柔軟性を引き出すきっかけになります。※痛みが出る場合は無理をせず中止してください。
  • サイドルック(腰方形筋まわりのストレッチ): 四つ這いのまま、交互に左右のつま先に向かって手を伸ばしていきます。脇腹から腰まわりが心地よく伸びる範囲で行い、体幹の横方向の動きを滑らかにしていきます。

3. 健康的な生活への第一歩を、下関フィジカルプラスと一緒に

日頃何気なくとっている姿勢が、実はカラダにとって大きな影響を与えています。

姿勢を整えていくためには、専門家による定期的なチェックや調整と、毎日のちょっとしたセルフケアの両方がポイントになります。

下関フィジカルプラスでは、現在のカラダの状態を丁寧に評価し、整体とエクササイズを組み合わせながら、「自分でラクに保てる良い姿勢」を目指してサポートします。

今は大きな不調がなくても、これから先も元気に過ごしていくための一歩として、まずはご自身の姿勢を見直してみませんか。

姿勢のお悩みや「これって大丈夫かな?」というちょっとした疑問でも、どうぞお気軽にご相談ください。

▼ 痛みや動きのお悩みは、専門家にご相談ください

病院でのリハビリ終了後も続く不調や、長引く痛み。
フィジカルプラスでは、理学療法士が「医学的な視点」であなたの身体を分析し、根本的な解決をサポートします。

※ご相談のみのご利用も歓迎しています。
※施術中は電話に出られないため、折り返しご連絡します。

▼ フィジカルプラスへのアクセス(下関市長府土居の内)

下関市長府土居の内の整体 フィジカルプラス アクセスマップ 理学療法士

山口県下関市長府土居の内
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理学療法士(Physical Therapist)。
病院勤務時代には、延べ4万人以上のリハビリテーションに携わる。現在は「フィジカルプラス下関」代表として、痛みや動きにくさと向き合いながら生活や競技を続けていくためのコンディショニング支援を中心に活動。地元の中高生からプロアスリートまで幅広くサポートし、山口県スポーツ協会認定トレーナーとして10年以上国スポにも帯同している。

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