なぜあなたの腰痛は治らない?

この記事の執筆・監修:理学療法士 木村柄珠(フィジカルプラス下関)
腰痛で困ったら
この記事の執筆・監修:理学療法士 木村柄珠(フィジカルプラス下関)

\ 腰の痛み・重だるさでお困りの方へ /

下関のフィジカルプラスでは、慢性的な腰痛・脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア後の不調など、腰のお悩みに対して 姿勢と動作を整える専門的なサポートを行っています。

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レントゲンには映らない「本当の原因」と改善への第一歩

「腰痛」は、いまや日本の“国民病”とも言われます。
厚生労働省の調査でも、男女ともに自覚症状の第1位が「腰痛」。
それほど多くの人が、この痛みに悩まされています。

あなたも、こんな経験はありませんか?
痛みに耐えかねて病院へ行き、レントゲンを撮ってもらったものの――
「骨に異常ありませんね」と言われてしまう。

けれど、痛みは確かにある。
立っても、座っても、朝起きても、重く、鈍く、時に刺すように痛む。
それでも「異常なし」と言われ続けると、不安や諦めが積もっていきます。

今回は、下関の整体院「フィジカルプラス」が、
「なぜレントゲンに映らない腰痛が起きるのか」、
そして「改善への第一歩をどう踏み出せばいいのか」を簡単に解説します。


1. 腰痛の8割は「原因不明」とされている驚きの事実

実は、腰痛の約8〜9割は「非特異的腰痛」と呼ばれ、
レントゲンやMRIを撮っても“原因が特定できない”と言われています。

なぜなら、画像検査が映し出すのは「体が止まっている時の骨の状態」。
しかし、腰の痛みはほとんどが“動いている時”に起きます。

つまり、あなたの腰痛の本当の原因は――
画像に写る骨そのものではなく、「体の使い方」や「姿勢・動作のクセ」にあると考えられるのです。

2. 痛みを長引かせる「隠れた要因」

腰痛がなかなか治らず、慢性化してしまうのは、体の問題だけではありません。
心理的・社会的な要因も関係しています。

にわかには信じられないかもしれませんが、

  • 「治してください」と他人任せになっている
  • 「もう治らないかも」と諦めている
  • 「なぜ痛いのか」がわからないまま不安を抱えている

こうした“心の状態”が、脳の痛みの感じ方に影響し、本来なら自然に改善していくはずの痛みを長引かせてしまうのです。

「ストレスで胃が痛くなる」ことはよく知られていますが、
同じように「ストレスで腰痛がひどくなる」ということは実際にあります。
心と体は、ひとつでつながっています。


3. その習慣、腰を悪化させているかも?

腰痛をどうにかしたいと思い、筋トレや運動、ストレッチなどを良かれと思ってやっていることが、実は腰痛を悪化させているケースもあります。

● 「正しい姿勢」を意識しすぎていませんか?

胸を張って背筋をピンと伸ばす“良い姿勢”。
しかし、そのまま何時間も同じ姿勢を続けていると、筋肉が緊張し続け、かえって腰を痛めます。

腰にとって良いコンディションを保つために一番必要なことは、「同じ姿勢を長く続けないこと」
フィジカルプラスでは、このような「姿勢の固定」を解きほぐし、動きにバリエーションが生まれるように“動ける姿勢”づくりを行うことを重視して施術を行っています。

● 「腹筋すれば腰が強くなる」は誤解かも

上体をしっかりと起こすような昔ながらの腹筋運動は、腰が反りやすくなり、過度な負担をかけることがあります。
無理なく腰痛を解消するために体幹を鍛えるなら、腰を動かさずに支える「プランク」の方が安全です。

● 「睡眠不足」も痛みの原因に

睡眠が足りないと、腰痛に限らず人は痛みを感じやすくなることが様々な研究からわかっています。
体を休める時間を確保することも、慢性的な腰痛を解消するための立派な“治療”の一つであると言えるでしょう。

慢性的に腰痛に悩んでいる方はまずは上質な睡眠を取る努力をしましょう。


4. 慢性的な腰痛を解消するカギは「自分の動きを知ること」

腰痛の原因は、これだ!ということは実際には難しく、筋肉・関節・姿勢・生活習慣・ストレス…と多岐にわたると言われています。
ここに挙げたもの全てが少しずつ“コップの中に溜まる水”のように徐々に溜まり、
ある日「最後の一滴」で痛みが溢れ出す――

そのような状態がそれが腰痛の原因と言えるのではないでしょうか?

だからこそ、腰痛を解消するための第一歩は、
「自分自身の気持ちを前向きに変えること」

「自分の体と動きを知ること」

どんな気分の時に痛みが強くなるのか?
どんな動き方をしたときに痛みが強くなるのか?
そこを正しく把握し、前向きな気持を持ち、問題となっている動作そのものを変えていくことが腰痛解消への近道であると言えるでしょう。


5.下関で「治らない腰痛」を終わらせよう

これまで述べてきたように、ほとんどの腰痛は、骨や筋肉だけの問題ではありません。
「動き方」「姿勢」「生活習慣」「感情」――そのすべてが、今の痛みを形づくっています。

フィジカルプラスでは、
あなたの体の動き・姿勢のクセを丁寧に分析しあなたに合った方法で

“問題のある動作そのものを変える”

”前向きな気持になれる”

施術をきっかけづくりとして、レントゲンでは見えない原因にアプローチしていきます。

あなたに必要なことはマッサージのような一時的なケアを行うだけでなく、
「再び腰の痛みに悩まない体をつくるためのトレーニングやエクササイズ」です。

もし今、腰痛がひどく下関で「どこに行っても治らない」「原因がわからない」と感じているなら――
それは、まだ痛みに対して気持ちが前向きになっておらず、あなたの体の動きの特徴を見てもらえていないだけかもしれません。

🔹 今こそ、あなたの体の物語を変える時です。
腰痛のない未来への第一歩を踏み出すために、まずは【フィジカルプラス】にご相談ください。

下関で専門的なサポートをご希望の方へ

フィジカルプラス下関では、完全予約制・マンツーマンで、 あなたの姿勢・歩き方・動作を細かくチェックしながらサポートいたします。
「今の状態を一度見てほしい」「手術前後の不安を相談したい」といったご相談だけでも大丈夫です。

※初めての方は、料金ページもあわせてご確認ください。

▼ 痛みや動きのお悩みは、ひとりで抱え込まずご相談ください

現在のお身体の状態や生活状況をうかがいながら、
理学療法士が今後の過ごし方やサポートの選択肢をご一緒に整理します。

※ご相談のみのご利用も歓迎しています。
※こちらから無理にご案内することはありませんので、ご安心ください。

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理学療法士(Physical Therapist)。
病院勤務時代には、延べ4万人以上のリハビリテーションに携わる。現在は「フィジカルプラス下関」代表として、痛みや動きにくさと向き合いながら生活や競技を続けていくためのコンディショニング支援を中心に活動。地元の中高生からプロアスリートまで幅広くサポートし、山口県スポーツ協会認定トレーナーとして10年以上国スポにも帯同している。

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