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病院で「異常なし」と言われた膝の痛み。原因は「骨」ではなく「動き」かもしれません【理学療法士解説】

この記事の執筆・監修:理学療法士 木村柄珠(フィジカルプラス下関)
膝の痛み・変形性膝関節症
この記事の執筆・監修:理学療法士 木村柄珠(フィジカルプラス下関)

「レントゲンでは異常がないと言われたのに、階段を上るときに膝がうずく」
「湿布や電気を続けても、その場しのぎにしか感じない」

そんなモヤモヤした膝の痛みを、そのまま抱えていませんか?

病院で「骨には問題ない」「年齢のせいですね」と言われてしまうと、もう手立てがないように感じてしまうかもしれません。
しかし、実はその痛み、膝そのものだけでなく、姿勢や体の使い方といった「動作のクセ」が積み重なった結果としてあらわれていることが少なくありません。

今回は、私たちフィジカルプラスがリハビリの現場で実際に見てきた「異常なしと言われたのに続く膝の痛み」について、その背景と向き合い方のヒントをお伝えします。

\ 膝の違和感、ご相談ください /

病院で「様子を見ましょう」と言われたその痛み。下関のフィジカルプラスでは、画像には写らない姿勢と動作を整えることを大切にしたサポートを行っています。

レントゲンに映らない“膝の痛み”の正体とは

レントゲン検査でわかるのは、主に「骨の形」や「軟骨のすり減り具合」といった構造上の変化です。

一方で、実際に皆さんが痛みを感じているのは、多くの場合、骨そのものではなく「筋肉・腱・靱帯」などの組織や、それらに無理な負担をかけている「動き方」そのものです。

そのため、レントゲンで「きれいですね(異常なし)」と言われた場合でも、以下のようなトラブルが隠れているケースがよくあります。

  • 膝以外の部位(股関節や足首など)が硬く、膝にしわ寄せがきている
  • 姿勢や動作のクセによって、膝の一部分だけが頑張らされている

「画像に写らないから問題がない」のではありません。
「どんな動き方をしたときに痛むのか」に目を向けていくことが、痛みの緩和を目指すうえでとても大切です。

検査で異常がないときに考えたい3つのポイント

では、具体的にどのような「クセ」が膝の負担になっているのでしょうか。
代表的な3つのパターンをご紹介します。

1. 膝ばかりで頑張って動いてしまっている

立ち上がる、しゃがむ、階段を上る…。
こうした動作で痛みが出る方の中には、股関節や体幹で体を支えきれず、膝だけに力が集中しているケースが非常によくみられます。

特に、太ももの前側(大腿四頭筋)に過剰な力が入り続けると、膝のお皿(膝蓋骨)周囲にストレスがかかりやすくなります。「立ち上がりの最初の一歩がつらい」「しゃがむときだけズキッとする」といった症状は、このパターンが多いです。

★膝の負担をやわらげるヒント

椅子から立ち上がるときに、以下の2点を意識してみてください。

  • お尻を少し後ろに引くイメージを持つ
  • 上半身を軽く「お辞儀」するように前に倒す

こうすることで、膝だけでなく股関節まわりの筋肉も一緒に働きやすくなり、膝への一点集中を防ぐことができます。

2. 骨盤や体のねじれによるバランスの崩れ

骨盤や上半身がねじれた状態で歩いていると、知らないうちに左右のバランスが崩れてしまいます。

  • 常に片側の膝ばかりに体重がかかる
  • 歩くたびに、膝関節に「ねじる」方向の力が加わる

このような状態が続くと、片側の膝だけ痛みが強く出たり、特定の場所だけが痛んだりします。

【チェックポイント】
鏡の前に立ってみてください。「膝のお皿」と「つま先」の向きは揃っていますか?
どちらかが内側・外側に向いてねじれている場合、それが痛みの隠れた原因かもしれません。

3. 猫背・反り腰による「膝が伸びきらない」状態

猫背や反り腰などの姿勢の崩れは、立っているときの重心を後ろ(かかと寄り)にしてしまう傾向があります。

すると、本来はスッと伸びていてほしい膝が、バランスをとるために「わずかに曲がったまま」体を支える形になりがちです。
この中途半端に曲がった状態が長く続くと、太ももの筋肉は常に緊張し、関節にじわじわと負担が蓄積されてしまいます。「なんとなく膝が重だるい」「動き始めが固い」という方によく見られるパターンです。

膝の痛みと向き合うカギは「動作の見直し」

膝に痛みがあると、つい「膝そのもの」だけに意識が向きがちですが、実際には普段どのように体を使っているかが、その後の経過を大きく左右します。

筋力トレーニングやサポーターが役立つ場面もあります。しかし、「膝に負担をかける動き方」そのものが変わらないままだと、せっかく痛みが引いても、また同じ負担がかかってしまう可能性があります。

「どんな姿勢で」「どんな動きをしたときに」痛みが出るのか。
そこに目を向けていくことが、膝へのストレスを減らし、長く自分の足で歩き続けるための第一歩になります。

フィジカルプラスのアプローチ

フィジカルプラスでは、実際の立ち上がり・歩行・階段の上り下りなど、日常に近い動作を専門家の視点で分析していきます。

  • どの関節が動きすぎているのか
  • どの筋肉がサボってしまっているのか
  • どの瞬間に膝への負担が最大になっているのか

これらを明確にしながら、膝だけでなく、股関節・骨盤・体幹など全身の連動を整え、「膝だけに負担が集中しない体」を目指してコンディショニングを行います。

自宅で試せるかんたん膝チェック

最後に、あなたの膝の負担タイプをチェックしてみましょう。
1つでも当てはまる場合は、「動作のクセ」が痛みの原因になっている可能性があります。

チェック項目考えられる原因
立ち上がるとき、体を前に倒さず膝だけで立とうとしている股関節が使えず、膝に負担が集中している
階段を上るとき、片脚だけ重く感じる体のねじれや、重心の偏りがある可能性
立っているとき、膝がわずかに曲がったままになっている猫背や後ろ重心で、膝が伸びきらない状態

「年齢のせいだから仕方ない」と諦める前に、まずはご自身の「動き」を見直してみませんか?
フィジカルプラスが、あなたの膝を守るためのお手伝いをさせていただきます。

【初回施術保証】

「自分に合うか不安…」という方へ。
フィジカルプラスでは、初回の内容にご満足いただけなければ料金は頂きません
気になる方は、まず一度お試しください。

※勧誘・商品の販売などはありません。

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理学療法士(Physical Therapist)。
病院勤務時代には、延べ4万人以上のリハビリテーションに携わる。現在は「フィジカルプラス下関」代表として、痛みや動きにくさと向き合いながら生活や競技を続けていくためのコンディショニング支援を中心に活動。地元の中高生からプロアスリートまで幅広くサポートし、山口県スポーツ協会認定トレーナーとして10年以上国スポにも帯同している。

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