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“脚のねじれ”が痛みを呼ぶ──整形外科では教えてくれない真実

股関節痛

「レントゲンでは異常なし」なのに痛い。その原因は“ねじれ”かもしれません

「膝が痛くて病院に行ったけれど、レントゲンでは異常なし」
「股関節の違和感が続くけれど、軟骨はまだ大丈夫と言われた」
でも痛い!そんな方は少なくありません。
でも、その痛みの正体が、実は 脚のねじれ(回旋のゆがみ) にあることをご存じでしょうか?
下関の【フィジカルプラス】では、
「ねじれ」をキーワードに、姿勢と動作の連鎖から起こる痛みの原因について考えられることを今回は紹介します。


■ 「ねじれ」が起こると、体のどこに負担がかかるのか?

人の脚は、股関節・膝・足首がそれぞれ独立して動いているように見えて、
実際は互いに協調しながら動きに合わせて連動して動く構造になっています。
しかし、この連動に本来の動きと異なる“ねじれ”が生じると、
特定の関節や筋肉に過剰なストレスがかかり、痛みを生み出す原因となります。


【股関節】のねじれ:骨盤の傾きによって起こる

股関節術後の脚長差

骨盤が前後や左右に傾くと、股関節の位置関係が崩れ、
本来の可動方向(前後・外内旋)に対してねじれが生まれます。

結果として、

  • 歩くときに片脚のつま先だけが外を向く
  • 立つときに片脚だけ開いている(閉じている)
  • お尻の筋肉がうまく働かない

といった現象が起こり、最初に股関節まわりの片側の筋肉が硬くなることで痛みや動かしにくさを感じやすくなります。


【膝】のねじれ:力の方向がズレることで関節に負荷がかかる

膝関節は「曲げ伸ばし」が主な動きですが、
実はスムーズに曲げ伸ばしが出来るように少しだけ回旋(ねじれ)ができるようになっています。
しかし、姿勢の崩れや股関節・足首の不均衡があると、膝が強くねじれた状態になることがあります。
その結果、

  • 膝の内側が痛い(内側側副靭帯や半月板への負担)
  • 階段の上り下りで膝が痛む
  • 正座やしゃがみ姿勢がつらい

などの日常生活に影響が出てきます。
このような場合、膝そのものよりも過度のねじれを整えることが大切になります。


【足首】のねじれ:地面との接地がズレる

側部の回内と回外

足首の回内・回外(内倒れ・外倒れ)が強いと、
その上にある膝や股関節が連動して必要以上にねじれてしまいます。
「片側の足の向きが外を向いている」「片側の靴底だけすり減る」
といったサインは、まさにこのねじれが起きている証拠です。


■ 姿勢と動作の連鎖とは?

ねじれは、一部分の問題ではなく、
姿勢全体と動作の流れの中で起こる運動連鎖と言われる現象が複合的に絡み合い起こります。
たとえば──

骨盤が前に傾く(腰を反らせる動き)
→ 股関節が内旋
→ 膝が内側に入る(X脚気味)
→ 足首が内倒れする

このように、一つの姿勢の崩れが強く起こることで連鎖的に脚全体の余計なねじれを生み出し、それが関節や筋肉に対する負荷を強くかけることで結果的に「膝が痛い」「股関節が硬い」「腰が張る」といった症状につながってしまいます。


■ フィジカルプラスの専門アプローチ

フィジカルプラスでは、過剰なねじれの原因を動作を分析することで評価します。
ただ筋肉をほぐすのではなく、「どう動かしたときに、どの関節が不必要にねじれているのか」を明確に見つけ出します。

大まかな施術の流れ

  1. 姿勢と歩行のチェック
     → 骨盤・膝・足首の連動を確認
  2. 動作解析
     → 立ち上がり・階段動作などでねじれの出方を確認
  3. 動作再教育(運動学習)
     → 正しい使い方を体に覚えさせる
    こうして“ねじれの原因”を整えることで、痛みのない動作が意識することなく自然にできるように進めていきます。

■ ご自宅でできる簡単セルフチェック

チェック項目当てはまるときのサイン
膝のお皿が内側を向いている股関節・膝のねじれの可能性
靴底の外側・内側どちらかだけすり減る足首のねじれの可能性
立っているとき、つま先が外を向いている骨盤の回旋によるねじれの可能性

1つでも当てはまる場合、整形外科では見逃されがちな過剰なねじれが関係しているかもしれません。


■ 「ねじれ」を整えると、体が軽くなる

ねじれを解消すると、

  • 股関節や膝の痛みが軽くなり関節がスムーズに動きます。
  • 姿勢が整って楽に歩きやすくなる
  • ねじれによって起こっていた痛みが再発しにくい体に変わる

という変化がでます。

原因は“あなたの年齢”なのではなく“あなたのカラダの使い方”にある。
それが、フィジカルプラスが伝えたい痛み解消に向けた考え方です。


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記事執筆者
木村柄珠

理学療法士 (Physical Therapist)
病院勤務で延べ4万人以上のリハビリに携わる。現在は「フィジカルプラス下関」代表として、痛みの解消とコンディショニングを専門に活動。地元の中高生からプロアスリートまで幅広くサポートし、山口県スポーツ協会認定トレーナーとして10年以上国スポにも帯同。

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