下関で人工股関節の手術後も「歩きにくい」「脚の長さが気になる」方へ── 筋肉・骨盤・重心から“今の歩きにくさ”を一緒に整理します

この記事の執筆・監修:理学療法士 木村柄珠(フィジカルプラス下関)
人工股関節全置換術
この記事の執筆・監修:理学療法士 木村柄珠(フィジカルプラス下関)

\ 股関節の痛み・違和感でお困りの方へ /

下関のフィジカルプラスでは、臼蓋形成不全・変形性股関節症・人工股関節術後など、股関節のお悩みに対して 姿勢と動作を整える専門的なサポートを行っています。

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下関で人工股関節の手術後も 「歩きにくい」「脚の長さが気になる」方へ

骨や人工骨(人工股関節のパーツ)に大きな問題がないと言われても、
「何となく歩きにくい」「脚長差が気になる」と感じる方は少なくありません。
このページでは、術後の歩きにくさや脚長差を
「からだ全体の使い方」から整理するための考え方をまとめました。

1.人工股関節の手術後、「思ったより痛みが続く」ことはめずらしくありません

人工股関節の手術を受けたあとに、

  • 「痛みは減ったけれど、まだ歩きにくい」
  • 「脚の長さが違う感じがして、まっすぐ歩けていない気がする」
  • 「反対側の腰や膝までつらくなってきた」

といったお悩みをお聞きすることは少なくありません。
海外の報告でも、術後数か月〜1年たっても痛みや違和感が残る方が一定数おられることが示されています。

ここで大切なのは、 「痛みが残っている=手術がうまくいかなかった」というわけではない ということです。
痛みや歩きにくさの背景には、

  • 骨盤や背骨のバランス
  • 股関節まわりや体幹の筋肉の使い方
  • 反対側の脚や腰への負担のかかり方

など、からだ全体の使い方が影響していることも多くあります。

2.人工股関節のあとに感じる「脚長差」──骨だけの問題ではないことも

手術後に多いお悩みのひとつが、 「手術した側の脚が長くなった気がする」「左右で長さが違う感じがする」 という脚長差です。

医療の現場では、 骨そのものの長さの差(構造的脚長差)と、
骨盤の傾きや筋肉の使い方のクセから生じる 「感じ方としての脚長差」(機能的脚長差)が区別されることがあります。

たとえば次のような場合には、
レントゲン上の差が小さくても「大きく違って感じる」ことがあります。

  • 骨盤が片側に傾いたまま固定されている
  • 左右で股関節まわりの筋肉の緊張が大きく異なる
  • 長期間続いた「かばい歩き」のクセが残っている

その結果として、 お尻や腰の片側だけが張りやすい・立っていると一方に寄りかかってしまう などの違和感につながることがあります。

3.中殿筋や骨盤の動きが「歩きやすさ」に与える影響

人工股関節の手術後は、 股関節まわりで骨盤を支える筋肉(とくに中殿筋など)の働き方やタイミング が変化しやすいことが知られています。

これらの筋肉がうまく働かないと、

  • 片脚立ちで骨盤が大きく傾いてしまう
  • 左右に揺れながら歩く(いわゆる「ふらつく」歩き方)
  • 反対側の股関節や腰に負担が集中しやすくなる

つまり、人工骨や骨そのものに大きな問題がなくても
骨盤・体幹・股関節まわりの筋肉のバランスが整っていないと、 小さな脚長差でも大きな差として感じてしまうことがあります。

4.手術していない側の脚や腰までつらくなる理由

「手術した側より、むしろ反対側の膝や股関節・腰がつらい」という方もおられます。
これは、

  • 術前に長くかばってきた負担が残っている
  • 術後も無意識に“楽なほう”へ重心を逃がしている
  • 片側に体重を乗せるクセが強くなっている

といった要素が重なった結果として起こることが多いと考えられます。

5.まずは医療機関で相談してほしいサイン

次のような状態がある場合は、整体や運動だけで様子を見る前に
必ず主治医(整形外科)や医療機関にご相談ください。

  • 発熱や強い痛み、傷口の腫れ・赤みがある
  • 急に歩けないほどの痛みが出てきた
  • 足首から先に強いしびれや、力が入りにくい状態が続いている
  • 以前より股関節が極端に動かなくなった、違和感が急に強くなった

※感染や脱臼、人工骨(人工関節のパーツ)のトラブルなどが隠れている可能性もあるため、
 まずは医師の診察・検査を最優先にしてください。

6.フィジカルプラス下関でお手伝いできること

フィジカルプラス下関では、病院勤務経験のある理学療法士が、
次のような流れで日常生活に近い動きのチェックとコンディショニングを行います。

  1. お話を丁寧にうかがう(カウンセリング)
    どの場面で不安や痛みを感じるのか、歩行距離や生活動作、手術前後の経過などを整理します。
  2. 立ち方・歩き方・段差の上り下りなどの動作チェック
    立位での重心の位置、片脚立ちでの骨盤の傾き、歩行時の骨盤の揺れや脚の出し方、
    反対側の脚や腰の使い方などを、ゆっくり一緒に確認していきます。
  3. やさしいエクササイズと日常生活での工夫のご提案
    中殿筋など骨盤を支える筋肉のエクササイズ、立ち方・座り方・歩き方のコツなどを、
    現在の状態に合わせて少しずつお伝えします。

※きつい筋トレではなく、術後のからだに無理のない範囲で「動き方の練習」をしていくイメージです。
※効果の感じ方や必要な期間には個人差があり、すべての方に同じ変化をお約束するものではありません。

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「ちょっとした段差が怖い」「脚長差が気になって外出がおっくうになってきた」など、
日常生活の中で不安を感じる場面が増えてきたときは、
一人で抱え込む前に、お体の状態を一緒に整理してみませんか。

アクセス・営業時間

下関市フィジカルプラス
住所:山口県下関市長府土居の内町2-9
電話:083-249-5081
サンデン城下町長府バス停から 徒歩3分、駐車場も完備しています。
営業時間: 月〜土 9:30〜19:00 / 日・祝祭日は不定休

▼ 痛みや動きのお悩みは、ひとりで抱え込まずご相談ください

現在のお身体の状態や生活状況をうかがいながら、
理学療法士が今後の過ごし方やサポートの選択肢をご一緒に整理します。

※ご相談のみのご利用も歓迎しています。
※こちらから無理にご案内することはありませんので、ご安心ください。

▼ フィジカルプラスへのアクセス(下関市長府土居の内)

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山口県下関市長府土居の内
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理学療法士(Physical Therapist)。
病院勤務時代には、延べ4万人以上のリハビリテーションに携わる。現在は「フィジカルプラス下関」代表として、痛みや動きにくさと向き合いながら生活や競技を続けていくためのコンディショニング支援を中心に活動。地元の中高生からプロアスリートまで幅広くサポートし、山口県スポーツ協会認定トレーナーとして10年以上国スポにも帯同している。

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