腰に重だるさや違和感があるとき、多くの方は腰そのものをケアしようとします。しかし、お体を詳しく拝見すると、実は「腰以外」の部分の硬さが、結果として腰への負担を強めてしまっているケースが少なくありません。
今回は、動作分析の専門家である理学療法士の視点から、腰の負担に関わりが深い背中の大きな筋肉「広背筋(こうはいきん)」についてお話しします。
1. 腰は「動きすぎ」で負担がかかっている?
腰痛でお悩みの方の多くは「腰が硬い」と感じていらっしゃいますが、動作を分析してみると、実際には「背中の上の方が硬いために、日常生活で腰がより多く引き伸ばされている」ことが多く見受けられます。
背中の大きな筋肉である広背筋にスティフネス(組織の硬さ)があると、腕を上げたり身体を捻ったりする際、背中がしなやかに伸びてくれません。すると、身体はその動きを補うために、本来は安定しているべき腰の部分が過剰に引っ張られ帳拠を合わせようとします。
このように、背中がサボった分を腰が肩代わりして引き伸ばされ続けている状態が、違和感のきっかけになっている可能性があるのです。
2. 【セルフチェック】背中の柔軟性を確認してみましょう
ご自身の背中(広背筋)がどのくらい柔軟性を保てているか、簡単な方法で確認できます。

【広背筋の柔軟性確認】
- 両方の肘(ひじ)と前腕(手首から肘まで)を、体の前でピッタリとくっつけます。
- 腕を離さないように意識しながら、ゆっくりと腕全体を上に持ち上げます。
- 目安:肘の高さが「顎(あご)」のあたりまで上がりますか?
- 顎まで上がる: 背中の柔軟性は比較的保たれています。
- 顎まで届かない、または途中で腕が離れる: 広背筋の硬さが、腰に負担を分散させているサインかもしれません。
3. 背中の伸びを取り戻す「座ってできる30秒ストレッチ」
腰への負担を軽減するためには、まず背中本来の「伸び」をサポートしてあげることが大切です。

【広背筋のストレッチ手順】
- 椅子に深く座ります(骨盤を固定し、より正確に伸ばすためです)。
- 両肘を頭の上で掴みます。このとき、二の腕が「耳よりも少し後ろ」に来るようにセットします。
- そのままゆっくりと体を真横に倒します。
- 倒した状態から、ほんの少しだけ体を「前」へ傾けます。
- 30秒キープ: 脇腹あたりが「なんとなく伸びているな」と感じる程度で十分です。
※大切なポイント 「強く伸ばそう」と頑張りすぎないことが重要です。心地よい程度の刺激が、筋肉の緊張を効率よく緩めてくれます。
4. 身体全体のつながりから考えるコンディショニング
セルフチェックの後に、もう一度腕を上げてみてください。先ほどよりもスムーズに感じられたなら、あなたの腰の違和感は「背中の柔軟性」を整えることで変化する可能性があります。
フィジカルプラス下関では、理学療法士の知見に基づき、こうした全身の連動性から「なぜ今の負担が起こっているのか」を客観的に評価し、お一人おひとりに合わせたケアをご提案しています。下関近郊の方は、直接お体を分析することも可能です。
▼ 「まずは聞いてみる」だけでも大丈夫です 「こんな些細な違和感で相談してもいいのかな?」と迷う必要はありません。
公式LINEでは、下関の理学療法士(木村)が直接メッセージを拝見します。今の腰の状態や、セルフチェックの結果などを送っていただければ、個別にアドバイスを差し上げます。一人で抱え込まず、まずはLINEで今の不安を共有してみませんか?
「自分の背中の硬さはどうなんだろう?」
迷われている方は、まずLINEで状況を整理してみませんか?
※理学療法士の木村が直接拝見いたします。
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「マッサージをしてもすぐ戻る」「もう付き合っていくしかない」と諦めていませんか?大切なのは、腰そのものだけではなく、背中や股関節を含めた全身の「動きの整理」です。理学療法士と共に、腰に負担をかけない体作りを始めましょう。
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