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膝が伸びないと歩き方はどう変わる?高齢者に多い特徴と注意点

この記事の執筆・監修:理学療法士 木村柄珠(フィジカルプラス下関)
膝が伸びずに股関節や腰まで痛む女性 股関節の痛み・臼蓋形成不全
この記事の執筆・監修:理学療法士 木村柄珠(フィジカルプラス下関)

「膝をしっかり伸ばして歩いて」と言われても、うまくできないのはなぜ?

最近、歩くときに膝が曲がったままになっている気がする…

病院やリハビリで『もっと膝を伸ばして歩きましょう

とアドバイスされるけれど、膝を伸ばそうと意識すればするほどロボットみたいにギクシャクしてうまく歩けなくなってしまう…

フィジカルプラス下関には、このような60代以降の同世代の女性からのお悩みが毎日のように寄せられます。一生懸命に頑張っているのに、思うように歩けないのは本当にご不安ですよね。

実は、理学療法士として28年、延べ4万人以上の身体の動きを見させていただいた経験からお伝えすると、膝が伸びないのは決してあなたの「努力不足」や「歳のせい」ではなく、身体が痛みや関節に対する負担から一生懸命守ろうとしている「結果」である可能性が高いのです。

この記事では、なぜ意識してもうまく膝が伸びないのか、無理に直そうとしてもなぜうまくいかないのか?本当に目を向けるべき正しいポイントについて、分かりやすくお話ししていきます。

膝が伸びない歩き方に隠れた「3つのサイン」

膝が少し曲がったままの状態で毎日歩いている方にはご自身では気がついていないことが多い次のような特徴が現れやすくなります。

「膝がくの字」のちょこちょこ歩き

膝が曲がっていると、足が前にスッと出にくくなり、自然と歩幅が狭くなってしまいます。その結果、ちょこちょことした歩き方になり、お買い物に行くだけでも疲れやすくなってしまいます。

太ももの前側の異常な疲れ

膝がまっすぐ伸びていれば「骨」で大きな力を必要とせず体重を支えられますが、膝が曲がっていると常に太ももの前側の「筋肉」でふんばって支えなければなりません。少し歩いただけで太ももがパンパンに張るのは、一日中「浅いスクワット」や「空気椅子」をしている状態だからなのです。

頭が上下に揺れる歩き方

厳密には歩行時は誰でも膝がピンと伸びているわけではなくほんの少し曲がっており、それによって膝のクッションがうまく使えるため、楽に歩くことができます。しかしながら、膝が伸びない方ではそのクッションがうまく使えず、歩くたびに頭や肩が上下にぴょこぴょこと揺れやすくなります。これは膝の関節への負担を大きくしてしまう原因の一つでもあります。

なぜ、あなたの膝は「伸びたくない」のでしょうか?

膝が伸びないことを、「もう歳だから…」と諦めないでください。

あなたの身体がどうしても膝を曲げ他状態にしておきたいのには、きちんとした理由があるのです。

立った姿勢を安全に保つための「無意識のバランス保持」

60代後半に差し掛かる年代になると、背骨などの形も徐々に変わってきます。背中が少しずつ丸くなり始めると重心の位置が変化し、膝を伸ばした状態で立つことが無意識にできなくなってきます。

また軟骨が減っているなどでお膝に不安があると、膝をピンと伸ばし切る瞬間に痛みを感じる場面も多くなります。すると脳が「これ以上伸ばすと転けてしまう、痛みがでるかもしれないから危ない!」と察知して、無意識のうちに膝を軽く曲げたバランス的に安定した位置で固めてしまうのです。

筋肉や関節の「こわばり」

長期間にわたり 痛みをかばう歩き方を続けていたことで、普段の活動量が減ったりすると、膝の裏の筋肉はしっかりと伸び縮みする機会を失い徐々に関節の周りにもこわばりが生まれ固くなってくることがあります。

このような状態が続くと、物理的に「これ以上伸ばせない」状態(拘縮)になってしまいます。

手術後の組織のつっぱり感

もうすでに人工膝関節などの手術を受けられた後の方でも、お身体が回復していく過程で周囲の組織が硬くなり、それが強い「つっぱり」となって膝を伸ばすのを邪魔していることも少なくありません。何らかの理由でリハビリが不十分であったりするとせっかく思い切って手術を受けたにも関わらず不快な状況が続いてしまうこともあります。

【大切なお願い】「無理に伸ばして歩く」のは逆効果になることも

ここはとても大切なポイントです。今挙げた3つの膝が伸びない「本当の理由」がそのままなのに、気合や根性で「かかとから着地して、膝をピシッと伸ばさなきゃ!」と意識して実際にうまく歩けるようになると思いますか?

普通に考えて努力と根性だけでは、次のような理由でかえって身体を痛めてしまうことが多々あります。

腰や股関節への新たな負担

膝は実際には伸びないために不十分になった歩幅を保つために、無意識に「腰を反らせる」ことで無理やりカバーしてしまう。

膝が伸びないと股関節自体も必要以上に曲げる必要があり、バランスを取ろうとしてしまいます。その結果、今まで痛くなかった腰や足の付け根まで痛くなってしまう方が実際には非常に多くなります。

太ももの前へ強烈な負担の衝撃: 膝をしっかり伸ばそうと力が入って硬いまま無理に突っ張るように歩くと、地面からのドシンという衝撃を逃がすことができず、膝に直接のダメージを与えてしまう恐れがあります。

まずは「足の付け根(股関節)」から動かすことが膝の動きが変わる鍵を握っています

膝が伸びないとお悩みの方の歩き方を分析させていただくと、高い確率で「足の付け根(股関節前側)も硬くなっている」ことが分かります。

実際に歩くとき、足が後ろにスッと残る瞬間に「股関節」がしっかり伸びてくれないと、つながっている膝もしっかり伸ばすことができません。

フィジカルプラス下関では、痛みのある膝ばかりに注目するのではなく、「そもそも股関節や骨盤が、膝を伸ばせる状態にあるか?」を歩行などの動作分析を通じて最優先で確認します。整骨院や一般的な治療院などで膝だけをケアしてもなかなか状況が変わらない秘密は、この「全身のつながり」にあるといえます。

おうちで簡単あなたの「膝の伸び」30秒チェック

まずはご自身のお身体が今どんな状態か、ご自宅でリラックスして確認してみましょう。

・仰向けゴロンのチェック: 畳やフローリングなど少し硬めの床に仰向けに寝て、全身の力をダラーっと抜きます。その状態で、床と「膝の裏」の間にすき間がありますか?

もし、手のひらがすっぽりと入ってしまうくらい膝が浮いているなら、膝周りがこわばっているサインです。

・立ち上がりチェック: 普段椅子から立ち上がるとき、膝や腰が完全に伸び切る前に、歩き出していませんか? 「最後までしっかり立ちきる」という動作を忘れてしまうと、歩くときも膝が伸びるタイミングを見失ってしまいます。まずは立ち上がると歩き出すという動作を別々に分けて行うように心がけましょう!

膝に負担なく歩くためのの第一歩は「身体を正しく知ること」

フィジカルプラスはただ決まった「膝伸ばしの体操」をしていただく場所ではありませんし、モンでほぐすようなことをひたすら続ける場所でもありません。

理学療法士として、まずは「なぜあなたのお身体は、膝を伸ばすことができないのか?怖がっているのか?」を丁寧に分析(評価)させていただきます。

・痛みを避けるための「脳からの過剰なブレーキ」をどうやって優しく解いていくか

・股関節や足首のこわばりが、膝の邪魔をどのようにしているか

・手術後のつっぱり感を、どうすれば安全に和らげられるか

などご自身の状態をしっかりと把握しないまま、見よう見まねでYoutubeなどの動画を見て運動をやみくもに頑張りすぎるのは、かえって遠回りになってしまうかもしれません。

ご自身のペースで、不安なく歩ける未来へ

繰り返しになりますが、膝がきれいに伸びない歩き方は、決してご自身の努力が足りないからではありません。「意識しても伸びない」のであれば、筋肉や関節、あるいは身体の使い方のどこかに、必ずそうせざるを得ない「本当の理由」が隠れています。

「お友達やご家族と一緒に、昔のようにもっと楽に旅行や買い物を楽しみたい」

「手術を頑張ったけれど、思ったように歩けていないので今の歩き方で合っているのか不安…」

そんなふうにお悩みでしたら、一人で抱え込まずに、一度フィジカルプラス下関へご相談にいらっしゃいませんか?

下関・長府エリア

【山口県下関市近郊にお住まいの方へ】

本記事の内容は、理学療法士として28年、延べ4万人以上の動作を分析してきた知見に基づいています。

「自分の歩き方のクセを直接診てほしい」「膝がしっかり伸ばせず不安」とお悩みではありませんか?下関・長府エリアの方は、当スタジオでの個別コンディショニングも承っております。一人ひとりの身体の状態を詳しく分析し、最適なケアをご提案いたします。

よくあるご質問(お膝が伸びないお悩みについて)

Q 病院で「もう歳のせいだから仕方ない」と言われました。それでも歩き方は変わるのでしょうか?
A. 「歳のせい」と言われてしまうと、本当にがっかりして不安になってしまいますよね。たしかに年齢による骨の変形などを元の状態に戻すことはできません。しかし、今ある筋肉や関節を「どう工夫して使うか」を見直すことで、お膝への負担を減らし、今よりスムーズに動けるようになる可能性は十分にあります。諦めずに一度ご相談くださいね。
Q 「コンディショニング」というのは、痛いマッサージや無理なストレッチをされるのでしょうか?
A. どうぞご安心ください。お身体が嫌がるような、痛みを伴う強いマッサージや、無理やりお膝を引っ張って伸ばすような危険なアプローチは一切いたしません。理学療法士がお身体の構造をしっかり確認し、現在の状態に合わせた優しい刺激で動きを整えていきます。
Q 人工膝関節の手術をしてから数年経ちますが、まだ膝が伸びきりません。今からでもみてもらう意味はありますか?
A. はい、もちろんです。手術から時間が経っていても、無意識のうちに痛みをかばって歩くクセがついてしまっていたり、関節周りのつっぱり感が残っていたりする方は多くいらっしゃいます。今の歩き方を細かく評価させていただき、少しでも快適に歩けるための身体の使い方を一緒に探していきましょう。
Q 運動が苦手なのですが、ハードな筋トレなどをさせられるのでしょうか?
A. いいえ、重いものを持ったり息が上がるような苦しい筋トレは行いません。当施設では、日常生活の中で無理なくできる優しい動きや、お身体を上手に使うための「ちょっとしたコツ」をお伝えしています。運動経験がない方や、運動が苦手な方にこそ、安心して受けていただきたいと考えております。

アクセス・営業時間

フィジカルプラス下関

住所:〒752-0974 山口県下関市長府土居の内町2-9

アクセス:サンデン「城下町長府」バス停 徒歩3分/駐車場あり(店舗前に1台)

営業時間:月〜土 9:30〜19:00 / 日・祝 不定休(営業日は午前中のみ)

  ▼ 「10年後のあなたを救えるのは、今の決断だけです。病院のリハビリで変わらなかった理由を探すお手伝いを致します。」痛みや動きのお悩みは、専門家にご相談ください

病院でのリハビリ終了後も続く不調や、長引く痛み。
フィジカルプラスでは、理学療法士が「医学的な視点」で身体を分析し、あなたをサポートします。

※ご相談のみのご利用も歓迎しています。
  ※施術中は電話に出られない事があります。  

▼ フィジカルプラスへのアクセス(下関市長府土居の内)

下関市長府土居の内の整体 フィジカルプラス アクセスマップ 理学療法士

山口県下関市長府土居の内
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理学療法士(Physical Therapist)。
下関市内の病院勤務時代には、延べ4万人以上のリハビリテーションに携わる。「フィジカルプラス下関」代表としても、14年以上痛みや動きにくさと向き合いながら生活や競技を続けていくためのコンディショニング支援を中心に活動。地元下関の中高生を中心にプロアスリートまで幅広くサポートし、山口県スポーツ協会認定トレーナーとして10年以上国スポにも帯同していた。

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