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首が下がって前が見えにくい…。首下がり症候群に「首の筋トレ」がいらない理由と、姿勢から楽にするヒント

この記事の執筆・監修:理学療法士 木村柄珠(山口県下関市でコンディショニング施設「フィジカルプラス下関」を運営))
首下がり症候群のリハビリ 股関節の痛み・臼蓋形成不全
この記事の執筆・監修:理学療法士 木村柄珠(山口県下関市でコンディショニング施設「フィジカルプラス下関」を運営)

「最近、前を向いて歩く事ができず歩くのが怖くて…」 「気がつくと顎が胸についてしまって、無理に上げようとすると首の後ろがパンパンに張ってしまうんです」

こんな切実なお悩みをお持ちではありませんか?

病院で「首下がり症候群」と言われたり、「年のせいだから仕方ないね」と言われてしまい、なんとかしようとご自身で首の筋トレを頑張っている方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、少しだけ立ち止まっていただきたいのです。実は、自己流の「首の筋トレ」はあまりおすすめできません。かえって症状を辛くしてしまう可能性があるからです。

今回は、首下がり症候群でお悩みの方が、少しでも毎日を安全に、そして楽に過ごすための「姿勢に対するアプローチ」についてご紹介させて頂きます。

毎日の生活で見過ごせないよくある「3つのお悩み」

首が下がってしまうと、ご本人が感じている以上に、日々の生活に大きな影響が出てしまいます。医療機関で首下がり症候群と言われた方で、とくにお困りの声が多いのが次の3つです。

  1. 前が見えにくくて歩くのが怖い 足元しか見えなくなるため、周囲の状況や自転車に気づけず、ぶつかったり、転倒するかもしれない、などの不安が常につきまといます。「外に出るのが怖くなった」とおっしゃる方も少なくありません。
  2. お食事が飲み込みにくい・むせる 顎が胸を圧迫するような姿勢になるため、物理的に食べ物が通りにくくなります。基礎疾患をお餅の方ではむせやすくなり、誤嚥(ごえん)の心配もが増える方もいます。
  3. なんだか息苦しい・疲れやすい 常に気道が圧迫され、肋骨の動きも制限されやすく、どうしても呼吸が浅く、早めになってしまいます。そのため、常に息苦しさや疲れを感じやすくなります。

なぜ「首の筋トレ」は控えたほうがいいの?

首を正面まで上げることができないと「首の筋肉が落ちたなら、鍛えればいいんじゃない?」と、真面目な方ほど一生懸命トレーニングをされがちです。

でも、首下がり症候群は、ただの運動不足、筋力不足によるものではありません。パーキンソン症候群などの神経や筋肉の病気、あるいは首の骨(頸椎)の問題が隠れていることがとても多いのです。

そんな風に、病気などの影響で首を支える力が弱くなっているところに、約4〜5kgもある重い頭を無理やり自力で持ち上げようとすると、どうなるでしょうか。 うまく働かない筋肉に無理をさせてしまい、結果的に首から背中にかけての強烈な張りや痛みを引き起こしてしまいます。

ですから、まずは自己判断で無理に鍛えようとせず、神経内科や整形外科といった専門の医療機関でまずは診断を受けていただくことが大切です。

まずは首を無理に起こさず「土台となるカラダ」を整える

では、毎日の「前が見えない」「飲み込みづらい」「呼吸がしづらい」という辛さをどうやって和らげていけばいいのでしょうか。

ここで大切なのが、首そのものではなく「体全体の姿勢(土台)」を見直してみることです。

人間の体は、すべて繋がっています。特に首は背骨の一番上に乗っているので、土台となる「骨盤の傾き」や「背中の丸まり具合」が、首の角度に大きく影響します。

例えば、骨盤が後ろに倒れて背中が丸まれば、構造上、首はどうしても前に倒れてしまいますよね。この状態で首だけを頑張って起こそうとしても、やはり限界があります。

フィジカルプラス下関では、首を無理に引っ張ったり揉んだりするのではなく、足元から骨盤、背骨に至るまでの「全身のバランス」を丁寧に確認していきます。

普段からの姿勢を整え、骨盤を少しでも起こし、背中が曲がりにくい状態を作ってあげることで、結果的に首の位置を調整しやすく、負担を減らせる可能性があります。

毎日のエクササイズを継続することで、「少し前が見やすい」「呼吸がしやすい」といった、無理のないバランスを一緒に見るけることも可能になります。

まずは毎日の生活を少し楽にする工夫からはじめましょう

姿勢を整えることとあわせて、日常生活の環境を少し工夫するだけで、フッと楽になる瞬間があります。

  • お食事のときの工夫: 椅子に深く腰掛け、腰の後ろに丸めたバスタオルやクッションを入れて「骨盤が後ろに倒れない」ようにするだけで、腹圧がかかり、背中がほんの少し伸びやすくなることで、食事や飲み物を飲み込みやすくなることがあります。
  • 歩くときの工夫: 無理に顎を上げて歩こうとせず、体を支えやすい歩行器(シルバーカーなど)を上手に活用することで、自然と視線が上がり、転倒の不安を大きく減らすことができます。高さの調整が大切ですので理学療法士さんなどにご相談ください。

これらはちょっとした工夫ですが、体全体の姿勢を整えることと組み合わせると、より安全に、安心して過ごせるようになります。

仕方ないと諦めてしまう前に、姿勢づくりについてご相談ください

「歳のせいだから」「病気だから」と、下を向いたままの不便な毎日をそのまま受け入れなくても大丈夫です。

フィジカルプラス下関では、理学療法士としての28年の経験から、お一人おひとりのお体の状態に合わせた「負担の少ない楽な姿勢づくり」をサポートしています。

「今の状態でも、少しは前が見やすくなるかな?」「親の姿勢が心配なんだけど…」 そんなご不安がありましたら、まずは公式LINEから今の状況をお気軽にご相談ください。LINEチャットでお話を伺うだけでも、毎日を少し楽にするためのヒントをお伝えできると思います。

ご本人様・ご家族様からのご相談無料

「少しは楽になる?」まずはLINEで状況を教えてください

「歳のせいと言われた」「医療機関で指導された筋トレをしているが変化がない」「基礎疾患がある」など、日常で困っていることや具体的なお悩みをそのままLINEに送ってください。
お伺いした内容をもとに、理学療法士の視点から今すぐ気をつけるべきポイントや、お身体の状態を整理するためのヒントをアドバイスいたします。

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  ▼ 「10年後のあなたを救えるのは、今の決断だけです。病院のリハビリで変わらなかった理由を探すお手伝いを致します。」痛みや動きのお悩みは、専門家にご相談ください

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理学療法士(Physical Therapist)。
下関市内の病院勤務時代には、延べ4万人以上のリハビリテーションに携わる。「フィジカルプラス下関」代表としても、14年以上痛みや動きにくさと向き合いながら生活や競技を続けていくためのコンディショニング支援を中心に活動。地元下関の中高生を中心にプロアスリートまで幅広くサポートし、山口県スポーツ協会認定トレーナーとして10年以上国スポにも帯同していた。

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