手術後、「痛みは減ったのに歩きにくい」と感じている方へ
人工膝関節の手術を受けたあと、
「痛みは取れたのにスムーズに歩けない」
「膝が思うように曲がらない」
そんなお悩みを感じていませんか？
実はその原因、手術をした膝そのものではなく“体全体の使い方”にあることが少なくありません。荷重する際に術前とは感覚が変わって股関節や足首、姿勢のバランスが変化することでせっかくの人工関節を入れて痛みが取れたのに膝がうまく働かないケースが多いのです。
1. 膝だけを見ても解決しない理由
膝関節は、股関節と足首のあいだにある「中継点」のような存在ですが、骨盤周囲から膝へも多く筋肉が出ているため上半身や骨盤、足首などの動きがわずかに乱れるだけで、その影響は多大なことを知っておきましょう。
そのため、膝が曲がりにくい（伸びにくい）からと言っての可動域を広げようと膝ばかり動かしても、可動域は広がったもののカラダ全体の動きとしてはぎこちないものになってしまうのです。
2. 年齢にかかわらず手術後に多い“体の使い方の誤差”
人工膝関節の術後には、無意識のうちに次のような“誤差”が生じることがあります。
- 歩行中に体が前に傾き、膝を正しい位置で使えなずうまくカラダが支えられない
- 歩行中にカラダが傾き、カラダが左右に揺れる
- 「痛くない方の足」に頼るクセが強く出てギクシャクする
これらのような小さなズレが積み重なると、膝周囲を正しく動かすことが段々とできなくなり手術したのに「曲がらない」「歩けない」といった状況に陥ることがあります。
3. フィジカルプラスで行うサポート
下関のフィジカルプラスでは、
術後にうまくカラダを使えない方のためにただ「膝を動かす」「可動域を広げる」のではなく、カラダ全体からの影響を考えて手術した膝でも自然に動かせる状態に持っていくことを大切にしています。
もちろん術前の歩行状態にもよりますが、元々痛みがあっても十分に屋外で歩行できていた方であればほとんどの方が日常生活で膝のことを気にすることはなくなります。
- 姿勢・歩行分析で、膝がスムーズに動く姿勢、カラダの使い方を見つけ出します。
- 無駄に硬くなった筋肉や関節をゆるめ、エクササイズを加えることで、体の本来持っている連動性を取り戻します。
- 個別のエクササイズで再び“自分の足で自由に歩けるカラダへ”
病院でのリハビリが終わっても成果が感じられない方、
「もう歳だから…」と諦める前に、
カラダ本来の使い方を見直すことから始めてみませんか？
人工股関節・人工骨頭置換術後の方へ
手術後の 「歩きにくさ・違和感」 が続いていませんか？
人工関節の術後に多い 歩きにくさ・脚長差の感覚・疲れやすさ などについて、
理学療法士が姿勢と動きの視点からサポート方法をまとめたページです。
4. まとめ
膝は“体の動きの中継点”。
人工膝関節の手術後に「歩けない」「曲がらない」と感じるときこそ、
膝以外の部分に目を向けてカラダ全体の調和を見直すことが近道です。
骨盤・股関節・足首・姿勢・歩行動作のバランスを専門家の力を借りて自由な歩行へ近道です。
下関のフィジカルプラスでは、
運動連鎖と言われるのつながりを重視した施術で、再び自然に歩ける体へ導くお手伝いをします。
あなたのもう一度歩ける！をサポートします。
下関で専門的なサポートをご希望の方へ
フィジカルプラス下関では、完全予約制・マンツーマンで、
あなたの姿勢・歩き方・動作を細かくチェックしながらサポートいたします。
「今の状態を一度見てほしい」「手術前後の不安を相談したい」といったご相談だけでも大丈夫です。
※初めての方は、料金ページもあわせてご確認ください。
