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極端な内股などの歩き方が気になる子供さんをお持ちの保護者の方へ

この記事の執筆・監修:理学療法士 木村柄珠(フィジカルプラス下関)
内股の画像 股関節の痛み・臼蓋形成不全
この記事の執筆・監修:理学療法士 木村柄珠(フィジカルプラス下関)

内股の歩き方が気になる保護者の方へ

成長とともに落ち着くことも多い一方で、「早めに相談した方が安心なサイン」もあります。

お子さんの歩き方や座り方を見て、「ちょっと内股が強いかな?」「姿勢が気になる…」と感じる保護者の方は少なくありません。
極端に内股で歩く、座るとすぐに膝が内側に入りやすい、書くときに体がねじれやすい――。
こうした様子が続くと、「このままで大丈夫なのかな?」と心配になることもあると思います。

内股(つま先が内向き)には、成長の過程で一時的に見られる“体の特徴”が関係することがあり、時間とともに落ち着いていくケースもあります。
歩き方は学童期にかけて少しずつ大人に近いパターンへ整っていくため、年齢とともに見え方が変わることもあります。
※感じ方や変化の出方には個人差があります。


注意したい座り方:「とんび座り(W座り)」

とんび座り(W座り)のイメージ

W座りは多くのお子さんに見られる座り方で、「これだけで股関節が悪くなる」と決めつける必要はありません
ただし、いつもW座りばかりで他の座り方を嫌がる/左右どちらかに偏る/股関節や膝を動かしにくそう…といった場合は、座り方のバリエーションを増やすことを意識すると安心材料になります。

おすすめは、短時間でもいいのであぐら・長座・正座などを“混ぜる”こと。
「禁止」よりも「選択肢を増やす」イメージで声かけすると続けやすいです。


7〜10歳を過ぎても気になるときは

成長とともに落ち着くことも多い一方で、次のような様子が続く場合は、早めに医療機関(整形外科など)で相談しておくと安心です。

  • 片足を引きずるように歩いている
  • 股関節・太もも・膝まわりの痛みがある(運動後に強くなる/休むと軽くなる、など)
  • 左右差が明らか(片側だけ極端、急に目立ってきた)
  • 転びやすい・つまずきやすさが強い
  • 股関節を開きにくい/動きにくい感じがある

内股の背景には、体のねじれ(大腿骨の向き)など“体の特徴”が関係することもありますが、まれに股関節の病気が隠れているケースもあります。
心配なサインがあるときは、「そのうち落ち着くかも」で抱え込まず、受診で一度整理しておくと安心につながります。


小学校高学年で増えてくる「横座り」

横座りのイメージ

成長とともに目立ってくるのが、いわゆる「横座り」です。
いつも同じ方向に横座りを続けると、骨盤や背骨がねじれやすくなり、姿勢の左右差が目立ちやすくなることがあります。

ここでもポイントは「やめさせる」より、左右を入れ替える/他の座り方も混ぜること。
体の癖は“片寄り”で強くなることが多いので、日常の中で少しずつ散らしていくイメージが取り組みやすいです。


足や靴のサインも一緒に見てみましょう

歩き方だけでなく、靴の減り方・足の向きもヒントになります。

  • 靴底の減り方が、片側だけ極端に早い
  • かかとが内側に倒れやすい(いわゆる扁平足っぽい)
  • 靴がすぐに型崩れする

低学年のうちは、足の筋力やバランスが育ちやすい時期でもあります。
「少し変かも?」と感じたタイミングで、座り方・立ち方・歩き方を一度整理しておくと安心です。

子どもの「体の使い方」を育てるという考え方

身体を上手に使う力は、これからの成長や、将来のスポーツ・日常生活のしやすさにも関わります。
フィジカルプラスでは、お子さんの姿勢・歩行・動作のくせをやさしくチェックし、日常で意識しやすいポイントを一緒に整理します。

※本記事は一般的な情報提供を目的とした内容です。診断や治療方針は、症状や状態により異なります。痛みが強い場合や心配な症状が続く場合は、医療機関へご相談ください。

子どもの歩き方・座り方が気になるときは

まずは「いま困っている場面」を整理し、必要なら医療機関の相談目安も一緒に確認します。※状態には個人差があります。

※引きずり歩き・痛みがある場合は、整形外科の受診도ご検討ください。

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