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女性の肘と手首の痛みあれこれ

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沢山手を使う方は要注意

女性の方で肘や手首の痛みでお越しの方がおられます。

特にいつも同じ動きを繰り返す方でははっきりとした左右差が出ていることも多いのですが、話を聞いてみるとはじめのうちは痛むところや痛み方が日によって変わるところが特徴です。

多くはデスクワークや物をいつも繰り返し持ったりするような、手を沢山使う方なのですが、細かくカラダを見ていくとほとんどの方の立ち方と座り方に偏りがあることがわかります。

このような状態を繰り返し行っていると徐々に痛む範囲が広がり、日常生活に支障が出てきてしまうのです。

痛みのある方には動作に特徴がある

比較的筋力の弱い女性の場合、少し重たいものを持ち続けると力が入りにくくなるため、本来はそれほど使うべきでない上腕二頭筋(肘を曲げる筋肉)を過剰に使って物を持ち上げてしまうことがあります。

さらに、このような持ち上げ方をすると、肩が挙がり、猫背になってしまうこととなるため、背中や肩にも負担がかかってきます。

力が入りにくいときは人はどうしても比較的大きな出力の出る筋肉を使おうとするからなのですが、このような筋肉の多くは力は出るが、持久力にはかける筋肉であり、繰り返しの動作には弱いと言えます。

物を持ち上げるときに必要以上に体全体を傾けたりしていることが多く、このような使い方をすると肘から肩にかけてしびれ感や痛みを訴えるようになります。状況によっては手首も同様に痛くなってしまうため注意が必要です。

自分自身でどのような持ち方をしているか一度確認してみると良いでしょう。

立ち方もどちらかに偏りやすい

前に挙げたような猫背の状態になると、人の体は左右のどちらかにカラダが向きやすくなります。

カラダがどちらか片方に向いた状態になると、当然立っているときには体重がどちらかの足に偏った状態になります。

これは座っているときにも言えることで、立っているときと同じように注意が必要です。

立ち方が偏っていると、背中や腰の筋肉もどちらかを過剰に使ってしまう状況になります。このような状態が続けば当然背中や腰が痛くなってしまいます。

どう対処するか?

本当ならば筋力をきちんと付けることと、同じ動作をなるべく繰り返さないことが良いのでしょうが、仕事などではそういうわけにも行きません。

まずは比較的使いすぎの起こりやすい肘や手首のストレッチを以下のような感じでしっかり行うこと。

曲げることが多ければ伸ばす、伸ばすことが多ければ曲げるなど普段と逆の動きを意識して一日の中で何度かカラダを動かすことを取り入れてみましょう。

これだけでもずいぶんと体に係る負担を軽減できます。

また、体重のかけ方については比較的意識しやすいので、左足に乗ってると感じれば、右足に。右足に乗っていると思えば左足に体重をかける時間を少しずつ作りましょう。

ただし、これはしっかりと膝が伸びていることが大切で、膝が曲がった状態だとうまくいかないことがありますので注意してください。

膝は自分自身で思っている以上にしっかりと伸びていない状態の方がたくさんいますので、それについても気をつけてみてください。

簡単にやるのであれば、休めの姿勢を左右どちらもやるのがわかりやすいでしょう。

肩から腕にかけての不調は女性に非常に多いので、痛む場所だけでなく、立ち方などにも気をつけてみてください。